玲雀染付龍図木瓜式鉢
商品解説
女流作家ならではの流麗な筆致
台湾出身の絵付鉢作家・玲雀。台湾における水墨画の第一人者・李奇茂氏の指導を受けて絵付技術を学ぶ。独立後は陶盤や花瓶などの絵付を行なっていたが、日本の著名鉢作家・陶雀との出会いで、陶雀鉢への絵付を始める。結婚をきっかけに陶芸から離れていたが、近年になって再び鉢への絵付を再開。ボディは九谷焼や台湾の工房に委託し、自らは絵付に専念。復帰からわずか3年ほどで現代小鉢作家展にて金賞を受賞するなど、その精緻な筆致は愛好家の間でも高く評価される。落款:玲雀。全作品に共箱・共布付き。
正面中央に、こちらを睨みつけるように描かれた龍の意匠が迫力満点。こうした構図は盆器では珍しく、絵師としての玲雀の経験と引き出しの多さを証明している。鉢合わせのしやすさで愛好家から高い支持を受ける木瓜式の型も魅力である。
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