玲雀富嶽三十六景図長方鉢
商品解説
女流作家ならではの流麗な筆致
台湾出身の絵付鉢作家・玲雀。台湾における水墨画の第一人者・李奇茂氏の指導を受けて絵付技術を学ぶ。独立後は陶盤や花瓶などの絵付を行なっていたが、日本の著名鉢作家・陶雀との出会いで、陶雀鉢への絵付を始める。結婚をきっかけに陶芸から離れていたが、近年になって再び鉢への絵付を再開。ボディは九谷焼や台湾の工房に委託し、自らは絵付に専念。復帰からわずか3年ほどで現代小鉢作家展にて金賞を受賞するなど、その精緻な筆致は愛好家の間でも高く評価される。落款:玲雀。全作品に共箱・共布付き。
富嶽三十六景を題材としつつも、単純な模写ではなく玲雀流の解釈で描かれた富士山とその風景が美しい。赤絵と染付という使い分けも面白く、鑑賞と実用性を高いレベルで備えた逸品。使用するときには見えない底面にも旅人が描かれており、玲雀の遊び心も感じられる。
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