柳戸川浩山花鳥図剣木瓜式鉢 NO.147
商品解説
圧倒的な画力! 京薩摩の新鋭作家 柳戸川浩山 待望の新作鉢
京薩摩の伝統に新風を吹き込み、国内外の盆栽愛好家から高い支持を集める新進気鋭の陶工・柳戸川浩山。色鮮やかな武者絵など絢爛豪華な作風を得意とする柳戸川だが、今回紹介する新作鉢は絵鉢ならではの華やかさを備えながらも鉢が主張しすぎず、樹との調和が意識された仕上がりとなっている。落ち着いた色調と細やかな描写はそのままに、鑑賞と実用性を高いレベルで両立させた柳戸川の新境地をぜひお手元で味わって頂きたい。落款:柳戸川浩山・他。全作品に共箱・共布付き。
水辺の鴨や木々を飛び交う小鳥を描いた遊び心溢れた作品です。側面の文様もワンポイントとなっています。剣木瓜の格調高いデザインも魅力です。落款:柳戸川浩山 シリアルNO.147
※柳戸川浩山の作品には共箱・共布・シリアル番号付きの保証書が付いています。
柳戸川浩山の作風とこれまでの歩み
あの月之輪正泉氏の誘いを受け、第43回雅風展を参観。盆栽鉢の世界を肌身で知る。顔見知りの盆栽業者の薦めもあり、2018年立春より鉢作りへの挑戦を決める。それも正泉氏が得意とする染付や赤絵ではなく、金彩を用いる「京薩摩」の再現。薩摩焼の金襴手技法に京焼の瀟酒な意匠を織り込み、明治期に世界に名を馳せたスタイルである。そして近代盆栽2018年9月号で衝撃のデビューを飾り、2019年「第14回現代小鉢作家展」において絵付の部で金賞を受賞。一躍注目の作家となる。
ボディ成型に関しては、以前から父親の茶陶製造を務めていたこともあり、タタラもロクロもお手の物。型を用いず完全手づくりでこなす。本焼きされた絵付け前のボディには下絵付けせず、透明釉を施釉。ベースとなる線画を描き焼成。彩色を得て焼成。そえて最終工程に金彩などによる装飾を加えて焼成と4度の窯入れを得て柳戸川浩山鉢が生み出される。
現在は京薩摩の作風は残しつつ、樹を植えることを意識した余白を残した絵付けに加えて、小品盆栽を引き立てる鉢型など独自のスタイルを確立するに至る。
※現品限りの商品です。
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