吉田庸一作桃釉浮彫丸鉢
商品解説
第19回現代小鉢作家展・金賞受賞
山形県山形市在住のアマチュア作家・吉田庸一氏が手掛けた盆栽鉢。アマチュアとは言え、盆栽歴は長く(国風出品歴もあり)、また陶芸歴(様々な陶芸展に出展)も長い。自分の小品盆栽や草物に使う小鉢を自作したことから鉢づくりを本格的に始める。地元・平清水の粘土を使用して、自宅の石油窯で焼成を行う。また福島の著名小鉢作家・堀江美功と交流もあり、鉢づくりの教えを受けた。作風は多彩な釉薬を駆使し、釘彫や浮彫を施した色鉢は特徴がある。また、白磁に染付で描く波千鳥や文様柄の絵付鉢も特徴的で面白い。2024年1月雅風展併催・第19回現代小鉢作家展において釉薬部門の金賞に輝いた実力派作家です。
ピンクの独特の色合いに木の葉、あるいは菊の花びらを重ね合わせたような特徴的な浮彫が施された美しい仕上がりの丸鉢。吉田庸一氏の作風がよく現れた作品です。落款:庸一
※現品限りの商品です。
※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。また焼き物ゆえの僅かな歪みやカマ傷はご了承下さい。
作家プロフィール
陶号(落款名):「庸」・「よ」 本名:吉田庸一
昭和26年山形市生まれ。元・東北文教大学講師。山形小品盆栽会の昭和50年発足時からの会員で、小品盆栽、草物などを愛培、小品盆栽小鉢も作陶。昭和55年から自宅石油窯で小鉢作陶、5年ほどで多忙により焼成中断するも、平成20年から作陶再開。平成20年から東北芸術工科大学・陶芸社会人コース4年受講。平成18年、第80回国風盆栽展に蝦夷松で入選。国立新美術館「陶芸財団展」第22、23、24、25回入選、会員。東京都美術館「全陶展」第49~52回連続入選、会友推挙。「山形県美展」第70回~78回連続入選、78回展奨励賞受賞。山形県美術連盟会員。2024年第19回現代小鉢作家展・釉薬の部で金賞受賞
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