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東福寺水均釉窯変楕円鉢

¥583,000 税込

加算ポイント:5830pt

商品コード: W018436

左右16.4cm奥行12.2cm高4.2cm

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商品解説

 初代東福寺全盛の作。東福寺鉢の均釉の中でも淡い色調のものを水均釉と呼ぶものがあり、この作品もその部類に入ると思われます。窯変で赤みがかった辰砂のようない発色や薄い緑釉のような発色を見せる釉薬の妙を堪能できる貴重な作品です。縁部分に飛んだ瑠璃釉のような色彩もワンポイントとなっている。成型のゆがみも東福寺盆器の魅力と言えるものであり、こうした柔らかなフォルムが植栽した時に抜群の鉢映りを見せる要因であり、東福寺を名工足らせる理由でもあります。焼成されて70年以上を経た時代感も素晴らしく、まさに実用名鉢と評価される逸品です。足にわずかなホツレがある程度で、古さを考えれば保存状態は良好です。落款:東福寺

 

 

※現品限りの商品です。

 


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作家プロフィール

陶名:平安東福寺(へいあんとうふくじ)本名:水野喜三郎(1890年~1970年 )

 陶芸界では無名ながら今日の日本盆器の世界で最も人気、評価の高い作家。昭和4~5年頃、趣味の盆栽を生かし鉢づくり専門の陶業家となる。以来、約40年に渡り作品を世に送る。東福寺盆器の器型・釉薬は非常に多彩かつ大小様々な大きさがあり、単独で見て味わいに富むだけではなく「盆栽を植えてよく映る」実用性が特色。バリエーション豊富だったのは晩年に至るまで自家の窯を持たず「賃借り窯」で焼成したからであり、またそれを可能としたのが京焼で発達していた分業システムだった。東福寺は生涯に数万に及ぶ鉢を世に送り出した。個人の作家としては異例の多さである。しかも大部分は登り窯による焼成だったため、釉色などは一点ごとに異なる味わいを見せている。個々により評価に差が出たが、それが東福寺の人気の高さと言える。

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