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東福寺瑠璃釉窯変長方鉢

¥660,000 税込

加算ポイント:6600pt

商品コード: W018437

左右15.6cm奥行11.2cm高4.2cm

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商品解説

 瑠璃釉と表記していますが紫釉に近い発色で窯変により白斑が散りばめられたような美しい文様が表れた作品。火変わりにより表裏で異なる発色も面白く、登り窯ならではの味わい深い仕上がりです。浅手のかっちりとした型に雲足の意匠がよく映える型ながら柔らかなフォルムはさすが東福寺を唸る出来映えです。美しい釉薬に完成度の高い型は東福寺作品の中でもトップクラスと言えるでしょう。底面内側の鉢穴付近に薄いカマ傷はありますが古さを考えれば保存状態は良好です。落款は楓マークの「東福寺」と角印の「平安東福寺」の2つ落款が捺されているのも極めて珍しい。木箱付き。

 

 

※現品限りの商品です。

 


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作家プロフィール

陶名:平安東福寺(へいあんとうふくじ)本名:水野喜三郎(1890年~1970年 )

 陶芸界では無名ながら今日の日本盆器の世界で最も人気、評価の高い作家。昭和4~5年頃、趣味の盆栽を生かし鉢づくり専門の陶業家となる。以来、約40年に渡り作品を世に送る。東福寺盆器の器型・釉薬は非常に多彩かつ大小様々な大きさがあり、単独で見て味わいに富むだけではなく「盆栽を植えてよく映る」実用性が特色。バリエーション豊富だったのは晩年に至るまで自家の窯を持たず「賃借り窯」で焼成したからであり、またそれを可能としたのが京焼で発達していた分業システムだった。東福寺は生涯に数万に及ぶ鉢を世に送り出した。個人の作家としては異例の多さである。しかも大部分は登り窯による焼成だったため、釉色などは一点ごとに異なる味わいを見せている。個々により評価に差が出たが、それが東福寺の人気の高さと言える。

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