柳戸川浩山竹林人物図丸鉢 NO.283
商品解説
伝統ある京薩摩焼に新たな息吹を吹き込む! 柳戸川浩山 新作逸品鉢
ミニ盆栽愛好家必見! 使い勝手の良さと鑑賞両面を融合した柳戸川浩山のミニ絵付鉢
京薩摩の伝統に新風を吹き込み、国内外の盆栽愛好家から高い支持を集める陶工・柳戸川浩山の新作鉢。盆樹との調和を意識した落ち着いた色調で、さらに近年は薩摩焼伝統の図案から、名所旧跡や神社仏閣などの風景を取り入れるなど、新たな作風に挑戦。柳戸川浩山の新境地、この機会にお手元でご堪能下さい。落款:柳戸川浩山・他。
柳戸川には珍しい、ロクロによる下方型の丸鉢。竹林と旅人が写実的に描かれており、余白の使い方も絶妙。新たな作風の完成を予感させる出来栄えです。シリアルNO.283
※柳戸川浩山の作品には共箱・共布・シリアル番号付きの保証書が付いています。
柳戸川浩山の作風とこれまでの歩み
あの月之輪正泉氏の誘いを受け、第43回雅風展を参観。盆栽鉢の世界を肌身で知る。顔見知りの盆栽業者の薦めもあり、2018年立春より鉢作りへの挑戦を決める。それも正泉氏が得意とする染付や赤絵ではなく、金彩を用いる「京薩摩」の再現。薩摩焼の金襴手技法に京焼の瀟酒な意匠を織り込み、明治期に世界に名を馳せたスタイルである。そして近代盆栽2018年9月号で衝撃のデビューを飾り、2019年「第14回現代小鉢作家展」において絵付の部で金賞を受賞。一躍注目の作家となる。
ボディ成型に関しては、以前から父親の茶陶製造を務めていたこともあり、タタラもロクロもお手の物。型を用いず完全手づくりでこなす。本焼きされた絵付け前のボディには下絵付けせず、透明釉を施釉。ベースとなる線画を描き焼成。彩色を得て焼成。そえて最終工程に金彩などによる装飾を加えて焼成と4度の窯入れを得て柳戸川浩山鉢が生み出される。
現在は京薩摩の作風は残しつつ、樹を植えることを意識した余白を残した絵付けに加えて、小品盆栽を引き立てる鉢型など独自のスタイルを確立するに至る。
※現品限りの商品です。
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※磁器特有の僅かな歪みやカマ傷などがある場合があります。予めご了承下さい。
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