この商品は月刊「近代盆栽」２０２５年７月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をＷｅｂ上で公開しております。

商品解説

幻の作家とされた女性陶工の逸品鉢が！

　昭和60年代に活動した女性陶工「清みづ」。清水焼の陶家出身で、盆栽愛好家が自作していた鉢を見て興味を覚えて盆栽鉢制作に挑戦。清水焼の絵師に陶画を学び、成型は清水焼の陶工である実兄に任せて、自らは絵付けに専念した。女性ならではの繊細な筆使いと上品な仕上がりは当時より高く評価されたが、作陶期間が短く、その総数は200枚に満たないとされる。ここに紹介した作品は、清みづ氏が自宅に保管していたという貴重な作品。25年１月号で販売した際には多くの注文が殺到した人気作家の作品を入手できるラストチャンス！

　胴の部分に膨らみを持たせた柔らかな型が繊細な雑木を優しく受け止めて、上品な鉢映りを演出する。小さな鉢面いっぱいに描き込まれた花や鳥の図案が力強く、華やかな印象の仕上がりとなっている。奥行きにも余裕がある型で、実用・鑑賞両面に配慮された逸品である。落款：清みづ造

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