銭号外縁雲足長方鉢
商品解説
常滑の老舗・和泉製陶所が手がける「銭号」ブランドの盆栽鉢。中国中渡の名窯「銭号りん製」の款を使用しおており、戦前に中国鉢写しをつくった際に落款まで写した名残りでこのブランドが生まれた。素朴な土目は時代が乗りやすく、デザインも洗練されており使い勝手の良さから人気が高い。
外縁隅入雲足型でいわゆる尚古堂型といわれる人気の高いデザインです。奥行のサイズを増すことで現在の小品盆栽にも対応できるよう工夫がなされています。本器に負けない美しいラインは高い完成度を見せています。
※写真は平均的なものを撮影していますが、焼き物のためサイズや胎土の色合いに若干の差異がございます。また商品の性質上、還元の掛かり具合による色調の変化などは予めご了承下さい。
※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。
作家プロフィール
陶名:和泉屋製陶所 本名:松下益下
常滑で最も古くから盆栽鉢をつくっている窯元の一つ。正しくは和泉窯と呼ぶが通称「銭号」。この通称は伝統的に用いている「銭子りん製」に由来し、篆書体「銭子」の「子」が「号」とも見えることから定着した。ちなみに「銭子りん製」は本来中国の中渡の款で、戦前に中国鉢写しをつくった際に落款まで写した名残りである。
ほぼ泥鉢の専門で伝統ある窯元だけに型が豊富。土目は紫泥が中心のラインナップ。常滑でイブシと呼ばれる常滑烏泥は新品から落ち着きがあり人気が高かった。サイズは小品~大型鉢まで幅広く手掛けた。
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