烏泥外縁隅入長方鉢
高砂庵ブランドの中国鉢
商品解説
高砂庵・故岩崎大蔵氏は銘樹の蒐集だではなく四国五葉松などを培養されていたことは有名です。その愛樹に使うべく、常滑や中国に自ら鉢を発注されていました。中国鉢に関しては古渡鉢の味わいを再現すべく自ら現地に趣き、型・土目・意匠などを指示したと言われています。馬金旺に代表される宜興の作家・窯元は当時の相場の何倍もの価格で注文を受け、それに応える事によって技術が向上したと言われています。そして自らプロデュースした鉢に「高砂庵」の落款を捺させました。ここに紹介する鉢はいずれも20年以上前に作られたもので、実際に使用、もしくは高砂庵庭園にて長年雨ざらしで保管されていたものです。石鎚山の寒風にも耐え忍んだ耐久性、そして20年前の時代感はもはや古渡と見紛う風格を見せています。現代中国鉢の価格が高騰している中、高砂庵ブランドの中国鉢は価値ある1枚と言えるでしょう。
隅入と雲足の意匠が映える格調高いデザインの長方鉢。烏泥の優しい土色も抜群です。五葉松や黒松の古木にも十分に使えます。落款あり(高砂庵、他)。
※手づくりのため2cm前後のサイズの誤差があります。
※使用済みの鉢のため、使用には差し障りのない軽微なホツレ・シャモット・カマ傷などがある場合があります。
※使用済みの鉢のため、時代乗りに差があり、そのため土色に若干の差があります。また汚れによる色ムラがある場合がございます。
※落款は様々な落款、あるいは無落款のものもあります。
いずれも平均的なものを掲載しておりますが、上記の点は予めご了承下さい。
※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。
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