加藤里美瑠璃釉長方鉢
商品解説
瀬戸の盆栽鉢と言えば「寺畑陶園・真山鉢」。その二代目として奮闘中なのが真山氏の次女・加藤里美氏。父・真山氏譲りの外連味のない作風はまさに正統派。瀬戸、常滑、中国の土をブレンドした胎土を高温焼成した鉢は耐久性と培養両面で優れています。
深みがあり透き通るような美しい発色の瑠璃釉にワンポイントで白の釉薬が上から掛けられたセンス溢れる作品。外縁反型の綺麗なフォルムに段足の意匠が映える格調高いデザインの長方鉢は本格的な小品盆栽に最適です。落款は底面にさとみ・里美
※焼き物のため、釉薬の発色や窯変具合、若干のサイズ違いはご了承下さい。
※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。
作家プロフィール
陶名:寺畑陶園(てらはたとうえん) 本名:加藤里美
瀬戸の盆栽鉢と言えば「寺畑陶園」、いわゆる「真山」鉢。鉢づくり半世紀を超えるベテラン作家。瀬戸、常滑、中国の土をブレンドした胎土を高温焼成で仕上げるため、凍て割れに強く、また通気性があって耐久性・培養両面で高い評価を得ている。樹との調和を重視したけれん味のない作風で知られ、大小様々サイズに対応、数多くのファンを持つ鉢作家。
その二代目として奮闘するのが真山氏の次女・加藤里美氏。園芸店やフラワーアレンジメントの仕事に従事した後、家業の鉢づくりを継ぐことを決意。愛知県立窯業技術専門学校で陶芸の基礎を学び、その後は真山氏に師事。2009年から自らの款を入れて焼成するようになる。その作風は師譲りの正統派。焼締鉢は上品な明るさを持つ烏泥風の土味、釉薬は織部や黄瀬戸など伝統的な技法を重視する。若い感性を持つ女流作家でありながら、その姿勢には「職人であれ」という太い芯が通っている。
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