二代東福寺瑠璃釉長方鉢
商品解説
二代東福寺の作品。かっちりとした長方型の中に柔らかさも加味した初代を彷彿させる出来映えです。深みのある瑠璃釉の発色も初代譲りです。使い込みによる時代乗りが素晴らしい。やや小振りな小品盆栽に最適な寸法です。若干のガタはありますが、それ以外は目立った傷はなく保存状態は良好。落款:二代・東福寺
※現品限りの商品です。
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作家プロフィール
陶名:平安東福寺(へいあんとうふくじ) 本名:水野 勇(1917~1995)
初代没後に平安東福寺を継承。先代作品を範として、先代の残した胎土や釉薬を研究することからスタートし、陶芸技術は美術大学の先生から学ぶ。初期作は本人も認めるとおり先代に遠く及ばず、先代と区分するため先代の落款に「二代」・「勇」を併用した。ようやく先代の域に近づくのは苦心10年の後。胎土は先代と同じ配合ながら釉料や窯が異なるため、同じ焼き上がりとはらなず、やがて二代独自の作風を模索しはじめる。しかし4年の闘病生活の後、肺癌により死去。惜しまれる死だった。
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