裕士外縁下紐長方鉢
商品解説
義父にあたる行山から指導を受け、「用の美」を念頭に高い実用性を追求した作風で盆栽・皐月愛好家から高い支持を受ける陶工。残念ながら陶芸からはすでに退いているがその作品群は未だ評価が高く、市場に出ることすら極めて少ない。
きめ細やかな土目は、義父で鉢作りの師でもある行山と遜色ない仕上がりを見せています。シンプルな型ですが細い下紐の意匠が全体をすっきりとした印象にしています。装飾の少ない実直なデザインは樹を選ばない使い勝手の良さに繋がっています。目立った傷はなく保存状態は良好。落款:中野裕士
※現品限りの商品です。
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作家プロフィール
陶名:裕士(ゆうじ) 本名:中野勇二(1960年生まれ)
陶芸とは無縁の職についていたが中野行山の養子嗣となってから陶芸・盆栽鉢づくりに惹かれ、行山を師として作陶の道に入る。「BONAIの器展」への出品し、奨励賞その他6回受賞。行山とは微妙に異なる胎土・焼成(大型ガス窯)を用い、行山ゆずりの「用の美」を基本としながらも斬味をめざす型が好評を得た。将来を嘱望された作家だが、現在は作陶から離れている。
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