この商品は月刊「近代盆栽」2025年9月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をWeb上で公開しております。
商品解説
日本鉢作家の最高峰 中野行山実用逸品鉢
現代日本鉢作家の最高峰との呼び声も高い、常滑の陶工・中野行山。盆栽愛好家としての側面も持つ行山は、鉢の見た目だけではなく樹とのバランスや使い勝手にもこだわり、鑑賞面と実用性の両立を実現。国風盆栽展などの大舞台でも用いられるなど、国内外の愛好家から高い評価を受けている。年齢もあり近年では生産数が制限され、今後ますます入手が難しくなることが予想される。時代乗り豊かな行山鉢を、この機会にぜひ!
型ものではあるが、滑らかな土目や洗練された型の美しさは、さすが行山と唸らされる出来栄え。太幹の松柏盆栽を受け止める重厚さを漂わせる逸品。若干のガタあり。落款:中野行山
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※古物ゆえの小さなホツレ等はご了承下さい。
作家プロフィール
陶名:中野行山(なかのぎょうざん) 本名:中野行三(1940年生まれ)
佳山のもとで修行し1972年独立。泥物鉢を専門に小中鉢から超大型まで、ありとあらゆる大きさ・型をこなす。粘土材料と焼成法の研究に力を注ぎ、1976年頃に独自の泥色「曙」を完成。押型を用いた手づくり鉢制作していた時期もあるが、今はタタラ・紐づくりによる純粋な手づくり鉢のみを手掛ける。樹を植えて映える土目と型に定評があり、使い込めば早く古色が付くことで知られる。しかし手づくりゆえ年間の生産数は少ない。今や日本樹鉢作家の第一人者としての地位を築き、一鉢入魂で生み出される作品は銘品の輝きを放つ。
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