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沈壽官窯色絵草花長方鉢

¥49,500 税込

加算ポイント:495pt

商品コード: 10-26

左右16cm奥行12cm高5cm

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この商品は月刊「近代盆栽」2025年10月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をWeb上で公開しております。

 

 

商品解説

歴史ある薩摩焼を 長く牽引する名窯・沈壽官

十五代沈壽官 特別注文の逸品盆器

 戦国時代に端を発する、歴史ある伝統の薩摩焼にあって常にその中心を担ってきた陶家・沈壽官窯。明治維新後の殖産興業の時代には欧州輸出で外貨獲得に貢献するなど。日本陶器の代名詞として世界的に有名な窯元である。薩摩焼の盆器はこれまでも盆栽界で継承されているが、沈壽官作となると歴代を含めてその数は多くない。当代(十五代)は過去に盆栽鉢を作ったことはなく、ここに紹介した作品が初めてとのこと。今回は特別発注した十五代盆器のうち、小社で保管していた最後の一枚を特価にて販売。

 薩摩焼の「白もん」を象徴する乳白の素地に、伝統の菊花文様が繊細に描かれた作品。すっきりと整った型が樹を上品に引き立てる。本器のみ共箱と共布が付属し、さらに十五代の落款が押されている。

 

通常価格¥88,000→特別価格¥49,500

 

 

 

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※磁器ゆえの僅かなカマ傷、歪みなどがある場合があります。予めご了承下さい。

作家プロフィール

陶名:沈壽官(ちんじゅかん)

 沈壽官窯は1598年豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵の際、多くの朝鮮人技術者を日本に連行しました。その技術者に当吉達がおり、彼らは陶器の原料を薩摩の山野に求め、美山地区(旧称/苗代川)で窯を興し、陶家としての沈家の歴史が始まった。

 苗代川の沈家は、民窯ながら代々薩焼藩の焼物技術者として家系を重ねます。一子相伝の系譜の中、歴史で特に名高いのは十二代沈壽官。1857年苗代川に藩の支援を受けた大規模製陶工場(苗代川陶器会社)が設けられた際には監督に任じられ、金襴手の洋食器などを生産、薩摩焼の欧州輸出と外貨獲得に貢献します。ウイーン万博に出品した約180cmの大花瓶一対は大きな注目を浴び、「サツマ」は日本陶器の代名詞となっていきます。

 盆栽界に見られる沈壽官盆器で最も有名なのは、十二代の作品です。小品盆栽鉢、蘭鉢、万年青鉢などが見られます。とりわけ1974年の「皇居の盆栽展」で披露された小鉢群と丸鉢は昭憲皇太后の求めに応じて十二代が献上したものと言われています。絢爛豪華な輸出用薩摩焼を支えた十二代ですが、薩摩の土と釉料を用い、白釉(いわゆる白薩摩)や白釉に細工の聞いた透彫細工を施した作など、多彩な作風で知られます。「白薩摩の美は堅く焼き上がった素地が細かな貫入に覆われていること」、「金彩は純質の金泥が厚く盛られ、素地をほどよく見せて絵が描かれていること」という言葉が残されており、今もその作風が引き継がれています。

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