紅泥三日足長方鉢〔高砂庵・馬錦旺造〕
中国陶磁器界の人間国宝・馬金旺と盆栽大家・岩崎大蔵氏が遺した幻の名盆器
商品解説
中国宜興の陶工・馬金旺が手掛けた紅泥鉢。馬金旺は「中国紫砂芸術大師」の称号を得た名工で、「大師」とは各分野で多大なる業績を上げた人物に贈られるもので、「中国紫砂芸術大師」は陶芸界の最高クラス、日本における人間国宝と同等の地位。主に茶器を専門に焼成していた陶工だが晩年になって樹鉢製作に取り組み、その作風に惚れ込んだ盆栽大家の故・岩?大藏氏の依頼で数十枚の盆器を制作したとされる。今回紹介する紅泥鉢は岩崎氏が指定した型で馬氏が焼成したものです。平成を代表する盆栽大家と中国が誇る名工が作り上げて現代に残した、裁界の至宝とも言える作品です。
洗練されたフォルムが美しい古渡紅泥の名品を完璧に再現。この型は高木盆栽美術館旧蔵の真柏の名品「寿雲」に使用されていた鉢で、岩崎氏はこの鉢を見た時に衝撃を受けたと言われています。そしてこの名品を再現すべく名工・馬錦旺に制作を依頼。そしてこの作品が生み出されました。美しい紅泥の土目とシャープなデザインは真柏の粋な樹と最高の鉢映りを見せてくれるでしょう。わずかなホツレとガタがある程度で保存状態は良好です。落款:高砂庵・馬錦旺造
※現品限りの商品です。
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